記事作成のヒント:インタビュー記事の作成方法(再掲載)

この記事は、月刊パブリッシャーズで2013年5月に配信した記事の再掲載です。

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Publishersでは様々なタイプの記事を発行できますが、週刊誌や月刊誌などの巷の雑誌に「特集記事」が存在するように、号を発行するにあたっては目玉記事があるほうが全体としての体裁を整えることができます。

これは、ウェブマガジンを作成するときに必ず作成することになる「カバー」(表紙にあたる部分)の写真テーマやカバーテキストを考える上でも重要ですし、目玉記事を軸に、全体の記事の構成をどのようにするかを考える上でも重要です。

そんな目玉記事は、基本的には独自の取材や情報に基づく記事であることが望ましいですが、目玉記事を作るのに最も使いやすい「インタビュー記事」について、ここで少しその作成に関するヒントをお伝えしたいと思います。

インタビューの目的と質問項目を整理する

インタビューを実行する前に、最終的に書きたいと思っている記事のイメージをできるだけ明確にし、そのためにどのような情報を相手から得たいのか、それは何故なのか、を整理しましょう。また、実際のインタビューを開始する前に、軽く、質問項目を整理しておくことがとても役に立ちます。

実際にはインタビューの最中には臨機応変に話しの流れに応じて質問項目が変わっていくことはあるのですが、事前に整理をしておくことで、あまりにも当初の目的を逸脱して肝心なことを聞き忘れて帰ってきてしまった、などということを防ぐことが出来ます。

もちろん、質問をする前に、ある程度はインタビューする方のことや、その方が取り組んでいる活動や仕事の内容について、予習していきましょう。

 

インタビューをする

インタビューをするのは、する側も、される側も、日頃親しい仲であったとしても、面と向かうとあらたまってしまって緊張したりするものです。「今日はいい天気ですね」なんて分かりやすいアイスブレークから入ってしまったり^^;

わたしもインタビューをすることに決して長けているわけではないですが、今までの失敗例への反省から、こんな工夫で少し入りやすくなるかなと思っているものをご紹介します。特に、「アイスブレーク下手」(わたしの事です。。)な方にオススメかもしれません。

  ①斜め横に座る

ビジネスミーティングなどでもよく言われることですが、まずオススメしたいのは「斜め横」、あるいは横に座ってしまうことです。真正面だとどうしても対決姿勢になってしまいます。斜め横や真横であれば、同じ目線の向きで話せるから気後れなく話しだすことができますね。

 

 ②質問表をもってきて一緒に見てもらう

もう1つオススメしたいのは、投げたいと思っている質問表を、インタビューをする机の上に置いて、インタビューを受ける側の人にも一緒に見てもらいながらスタートすることです。「実はこんな質問をしたいと思って持ってきたんですけど。。」というところから入って、お互いに同じ質問表を眺め込むような姿勢からスタートすれば、「あー、この質問はなかなか厳しい質問ですね^^」とか、「これはどういう意味ですか?」といった会話から話しがスタートしやすくなるのではないかと思います。

 ③写真を撮る

インタビュー記事を作成するにあたって、写真のクオリティ1つで記事全体に与える印象が大きく異なってきます。

最近は、スマートフォンのカメラなどでかなり高精度な写真を撮影することが可能ですが、やはり、カメラマンの方に撮影していただいた写真はまったくクオリティが異なります。せっかくの特集記事なので、可能であれば、カメラマンの方にお願いすることをオススメします。

予算の関係で、カメラマンにお願いできない場合には、自ら撮影するしかありませんが、この場合も、可能な限りフラッシュ付きの一眼レフカメラなどで撮影しましょう。特に屋内での撮影の場合は、スマートフォンや携帯のカメラでは、どうしても暗く映ってしまいますので、専用のカメラで撮影することをオススメします。

また、実際の撮影の際には、

  • なるべく余計な小物などを排除する。
  • 服の乱れなどは面倒でも相手に声をかけて、直してから撮影する
  • 相手目線と同じ高さからの写真を何カットか撮っておく
  • オフィスや当日用意した印刷物など、インタビューをした場所や関連情報についても何カットか撮っておく

ことをオススメします。たくさん写真を取っても、小物や服の乱れが映っていると、なかなか公式なマガジン記事に使うことができません。また、相手目線と同じ高さから撮影した写真は、読者が記事を読んだときに、写真の向こうのインタビュー相手に直接インタビューをしているような臨場感を与えます。

オフィスや印刷物などの写真を撮っておくのは、インタビューをした場所やそのときの雰囲気について間接的に読者に伝えることができるからです。また、記事の中が、同じ人の写真ばかりになることを避けることができます。

適切なボリュームのインタビュー記事を作成する

インタビューを行い、その内容を後で振返ってみると、意外に書くことが多く、全てを1つの記事にまとめてしまうと、読者も読み切れないほどのボリュームになるケースもあります。

折角行ったインタビュー記事という貴重な情報を効率的に利用するためにも、適当な長さで記事の内容をカットし、「次回に続く」という形で次号以降への関心をつなげることも、発行者、読者の双方にとってメリットのあることではないかと思います。

それぞれの記事に同じ「関連キーワード」を設定すれば、読者が簡単に一連のつながったインタビュー記事を抽出して読むことも簡単にできます。設定を忘れないようにしましょう。

ご参考までに、創刊号で配信したインタビュー記事での記載事例を紹介しておきます。

 

良いインタビュー記事の書き方について、ぜひ、みなさんのノウハウも教えてください。

 

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